ウイルスといえば、パソコンなどに感染するものと思っている方は非常に多いことでしょう。
しかし、最近はUSBメモリにも感染したり、USBを介して別のパソコンに感染したりするケースもあります。
そこで、USBのウイルスチェック方法とウイルス感染しない予防法をご紹介します。
USBのウイルスチェックをする方法とは?
セキュリティソフトを使用したウイルススキャンの方法です。セキュリティソフトがインストールされていないパソコンでは実行できません。
1.ウイルスチェックしたいUSBメモリをさす
まず、USBメモリをさしてパソコンに認識させてください。
2.「コンピューター」→リムーバブルディスク
「リムーバブル記憶域があるデバイス」項目の「リムーバブルディスク」を右クリックして、セキュリティソフトの「スキャン」もしくは「ウイルス検索の実行」などの項目をクリックします(ソフトによって文言が異なります)。
これでスキャンが開始されます。USBメモリ内のデータを全消去しても問題ない場合は、スキャンの下「フォーマット」をクリックしてください。
USBをウイルス感染から守る予防法とは?
USBメモリを自動実行しない設定にする
自動実行は便利ですが、ウイルスファイルがあった場合も自動実行される可能性があります。自動実行を解除する方法は、以下のとおりです。
1. 「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」をクリック
2. 「自動再生」をクリック
3. 「すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う」のチェックをはずす→「保存」
USBメモリは信頼できるものを使用する
中古の製品だったり、誰かからゆずり受けたUSBメモリを使ったりしないようにしましょう。
信頼できないパソコンにUSBメモリを使用しない
インターネットカフェなどの共用パソコンなど、誰が使用したか分からない、セキュリティ対策が十分か分からないパソコンでUSBを使わないようにしましょう。
定期的にウイルススキャンを実施する
USBメモリにはいつウイルスが侵入するか分かりません。自宅のパソコンでしか使用しない場合でも、パソコンがウイルス感染している可能性もあります。定期的にウイルススキャンをして確認しましょう。
まとめ
ウイルス対策をおこなう上で、USBメモリはつい見逃してしまいがちです。それでいて、差し込むだけでほかのパソコンにも感染させる可能性もあります。取り扱いに注意して定期的にスキャンをすることで、安全に使用するようにしましょう。