Twitterを利用するうえで、忘れてはならないのがセキュリティ対策です。第三者による不正ログインやアカウント乗っ取りをされると、自分だけでなくフォロワーにも迷惑をかける可能性があります。
そうならないために、やっておくとよいセキュリティ対策をご紹介します。日ごろから実践するようにしてみてはいかがでしょうか。
〔1〕パスワードは複雑化する
パスワードは英字・数字を混ぜ合わせて、文字数を多めに設定することで不正ログインに遭いにくくなります。また、定期的に変更するとより安全です。
【iPhone】パスワードの変更方法
1. Twitterアプリを起動して自分のアイコンをタップ → メニューから「設定とプライバシー」をタップします。
2. 「アカウント」 → 「パスワード」の順にタップします。
3. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力し、「完了」で変更されます。
【PC】パスワードの変更方法
1. Twitterを開いて左のアイコンの中から「…」をクリック → メニューが表示されるので「設定とプライバシー」をクリックします。
2. メニューから「アカウント」→「パスワード」の順にクリックします。
3. 現在のパスワードと新しいパスワードを入力し、「保存」で変更されます。
〔2〕ログイン認証を設定する
ログイン認証とは、パスワードを入力するだけでなく、さらにスマホを利用した認証を追加する機能です。不正ログインを防ぐ効果があります。
【iPhone】ログイン認証の設定方法
1. Twitterアプリを起動して自分のアイコンをタップ → メニューから「設定とプライバシー」をタップします。
2. 「アカウント」 → 「セキュリティ」の順にタップします。
3. 「2要素認証」をタップ → 「ショートメール」「認証アプリ」「セキュリティキー」いずれかの方法で設定します。
【PC】ログイン認証の設定方法
1. Twitterを開いて左のアイコンの中から「…」をクリック → メニューが表示されるので「設定とプライバシー」をクリックします。
2. メニューから「アカウント」→「セキュリティ」の順にクリックします。
3. 「2要素認証」をクリック → 「テキストメッセージ」「認証アプリ」「セキュリティキー」いずれかの方法で設定します。
〔3〕ログイン履歴をチェックする
ログイン履歴では、これまでTwitterにログインした日時やIPなどの情報を閲覧できます。定期的にチェックしていれば、第三者から不正ログインされた際もすぐ気づけます。
ログイン履歴をチェックする方法
以下の記事でiPhone・PC両方での確認手順を解説しているので、参照してください。また、不正ログインに気づいたらすぐにパスワード変更をおこなうのが望ましいです。
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〔4〕むやみにアプリ連携しない
ツイートのリンクを押すと、アプリの連携画面が表示されることがあるかもしれません。これをむやみに許可すると、悪意あるアプリだった場合、勝手に不正な投稿がされる可能性があります。
連携したいときは、「次のことができます」の部分を確認してください。たとえば「◯◯診断」のような名前のアプリなのに「ツイートする」「パスワードを見る」などがあったら少し怪しいです。
【iPhone】アプリ連携を解除する方法
もし怪しいアプリを連携してしまったときや、勝手に不正な投稿をされてしまったときは、以下の手順で連携が解除できます。
1. Twitterアプリを起動して自分のアイコンをタップ → メニューから「設定とプライバシー」をタップします。
2. 「アカウント」 → 「アプリとセッション」をタップします。
3. 連携を解除したいアプリを選んでタップ → 「アクセス権を取り消す」で解除されます。
【PC】アプリ連携を解除する方法
1. Twitterを開いて左のアイコンの中から「…」をクリック → メニューが表示されるので「設定とプライバシー」をクリックします。
2. メニューから「アカウント」→「アプリとセッション」の順にクリックします。
3. 連携を解除したいアプリをクリックします。
4. 「許可を取り消す」をクリックで解除されます。
〔5〕アプリかブックマークからアクセスする
Twitterの運営を装って「あなたのアカウントが乗っ取られました!このリンクからログインしてください」といったメールで、不正なサイトに誘導する事例が多数発生しています。
リンク先はTwitterにそっくりなサイトで、ここにログインID・パスワードを入力すると、その情報を盗まれてしまうという仕組みです。
上記のようなメールがきても、かならずいつも利用しているアプリやブクマからアクセスするようにしましょう。
まとめ
このように、セキュリティ面で注意しなくてはならない点がいくつかありますが、どのWebサービスであっても、基本的には同様の部分を注意する必要があります。
とくに、カンタンなパスワードを利用したり、同じ文字列をほかのサービスでも使い回したりしない、という部分は重要といえるでしょう。