ガラケーと同様にスマホはとくにセキュリティ対策をしていない、という方は少なくないかもしれません。しかし、実際のところスマホでのウイルス感染被害は日々増加しているのが現状です。
ウイルス感染すると個人情報を抜かれ、悪用される可能性もあります。そこで、すぐにできるカンタンなセキュリティ対策やアプリについて解説していきます。
スマホにセキュリティ対策はしておくべき!
スマホはパソコンと同様にインターネットに接続できるだけでなく、アプリを使ってクレジットカード情報の登録、キャッシュレス決済など金銭に関わる便利な機能も利用できます。
これらの情報を盗まれるもしくは悪用されれば影響は非常に大きく、セキュリティリスクは高いといえるでしょう。そのため、セキュリティ対策は必須です。
スマホのおすすめセキュリティ対策5選
では、スマホのセキュリティ対策として具体的になにをおこなえばよいのか、紹介していきます。
1. OSを最新版にアップデートする
スマホのOSをアップデートすると新しい機能が追加されるだけでなく、セキュリティの弱点(脆弱性)修正までおこなわれます。
そのため、つねに最新バージョンにしておくことで、よりセキュリティの高い状態にできます。よほど不具合の多いバージョンでなければ、早めにアップデートしておくとよいでしょう。
2. あやしいサイト・アプリを利用しない
無料でアニメや映画が見放題であることを謳うサイト・アプリや、アダルトサイトなどはワンクリック詐欺のリンクが張られていたり、ウイルス感染してしまったりするリスクがあります。
このようなサイトやアプリの利用は避け、Androidでアプリをインストールする際は、公式のアプリストア「Google Play」からのみおこなうようにしてください。
iPhoneの場合は、脱獄(標準設定の制限を解除する特殊な操作)をおこなうとウイルス感染しやすくなるため、おこなわないほうがよいでしょう。
3. むやみに公衆Wi-Fiを利用しない
不用意にWi-Fiへ接続すると、悪意ある第三者に個人情報を抜き取られるおそれがあります。基本的にWi-Fiの自動接続はオフにしておきましょう。
Wi-Fiを利用したい場合はDocomoやauなど各キャリアの提供するものや、店舗などで利用可能な「カギのマークがついた回線」でパスワードを入力して利用するのがおすすめです。
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4. スマホにロックをかけておく
万が一、スマホを紛失もしくは盗難に遭った場合、悪用されてしまう危険があります。それを防ぐためにもロックをかけるようにしましょう。
また、スマホを置いたままその場を離れる、他人に貸すなどの行為はしないほうがよいでしょう。信頼できる相手と思っていても、実際はなにをされるかわかりません。
5. セキュリティアプリを入れる
スマホのセキュリティアプリはウイルス対策だけでなく、紛失時に位置情報を送信するなど盗難対策に使えるもの、フィッシング詐欺サイトなどをブロックするブラウザなど、さまざまな種類があります。
無料のアプリも多いですし、パソコン版とお得なセット販売をしているソフトもあるので、ためしにインストールしてみるのもよいかもしれません。
おすすめのセキュリティアプリは以下の記事で解説しています。なお、iPhoneはセキュリティ性能が高いため、ウイルス対策のアプリはありません。
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まとめ
スマホをウイルスなどの脅威から守るためには、これらの対策をすべておこなうのが望ましいです。どれもカンタンなので、すぐに実践できるのではないでしょうか。
このほかにも詐欺サイトに注意したり、サイトのログインパスワードを複雑にしたりすれば、より安全で快適に利用することができるでしょう。