iPhoneを遠隔操作するアプリ「mSpy」の機能が犯罪レベル!

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iPhoneを遠隔操作できるアプリ、「mSpy」。iPhoneの重要データをパソコンで閲覧・管理できることを謳ったアプリです。しかし、多機能ゆえにストーカー行為や盗聴などに悪用されるケースも。

このアプリの機能と、仕込まれていないか確認する方法・削除方法をまとめました。

「mSpy」の機能について

  • 通話の録音、履歴の取得
  • SMSのログ取得
  • メールや電話帳の送信者情報を取得
  • ルートを含めた位置情報の取得
  • Safariのブックマーク、閲覧履歴を取得
  • カレンダー、タスクを監視
  • 保存された写真、ビデオを監視
  • アプリケーションをブロック
  • インストールしていることがバレない

このように、遠隔操作でほとんどすべての履歴を閲覧、保存できてしまいます。公式サイトでは「18歳未満の子どもを監視」「経営者が従業員を監視」するのが目的と書かれていますが、悪用される可能性は大いにあるといえるでしょう。

悪質なのは、アプリがインストールされていることを気づかせない「不可視化」機能。これによって、知らないうちに仕込まれていて、そのまま気づかない・・・という可能性も大いにあります。では、入れられていないか確認する方法はないのでしょうか?

アプリが仕込まれていないか確認する方法は?

インストールの有無は分からない

前述のとおり、このアプリには「不可視化」機能があるため、アプリのアイコン有無でインストールされているかを確認することはできません。

脱獄していないと仕込めない

Android版はそのままインストールできますが、iOS版は脱獄(ジェイルブレイク)をしていないと、このアプリを仕込むことができません。

ただし、第三者にスマホを貸したり置き忘れたというとき、知らないうちに脱獄されて仕込まれる・・・という可能性もあります。

iTunes以外でアプリが取れるか確認して、勝手に脱獄されていないかを確認してみるとよいでしょう。しかし、脱獄の有無はわかっても、アプリ自体を見ることができないので、アプリの有無はわかりません。

アプリを削除する方法は?

iTunesで同期してみる

アプリによっては、iTunesで同期するとアプリ一覧に表示される場合があります。ここであやしいアプリが表示されたら、削除してしまいましょう。

セキュリティソフトを利用する

アプリ一覧やiTunesにも表示されておらず、スパイアプリが入っている疑いのある場合は、セキュリティソフトを入れてみましょう。検出されたら、除去をおこないましょう。

インストールされているにも関わらず、これら2つの方法を使っても検出されない場合があります。そのときは最終手段ですが、端末を買い換えるという方法を取らなくてはならないでしょう。

同じような機能を持ったアプリも

SPYERA

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こちらも、mSpy同様の機能があるスパイアプリです。iOSでも利用可能。さらに悪質なのは、カメラを遠隔操作で起動させて盗撮もできること。

さらに、iPhoneのパスコードやFacebook、Skypeへのログイン情報などもつかめます。ただし、入手したID・パスワードでのログインは不正アクセスとして犯罪です。

iPhoneアナライザー2

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通話履歴やSMS、写真などの各種データをほとんどすべて閲覧、保存できてしまいます。データのバックアップを保存する目的として使用するには便利かもしれませんが、第三者に仕込まれると厄介なアプリといえるでしょう。

ちなみに、遠隔操作アプリとして有名な「ケルベロス」や「カレログ」のようなアプリはAndroid版のみなので、iPhoneで遠隔操作できません。

まとめ

このようなアプリを第三者のスマホに無許可でインストールすると、「不正指令電磁的記録供用罪」「ストーカー規制法違反」などで罰せられる可能性があります。絶対に悪用してはなりません。

また、このような遠隔操作アプリを入れられないようにするには、基本的にいつもスマホをロックしておきましょう。いつ、誰があなたの個人情報を狙っているかわかりません。仮にスマホを貸すことがあっても、目を離さないようにすることが重要です。

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