安全にパスワードを管理する方法!紛失・漏えいリスクから守る

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あなたはどのような方法でパスワードを管理していますか?

パスワードは各サービスによって変えることが良いのは多くの方が知っています。それでも、実践できてない人は多いです。

私生活で利用するショッピングサイトだけでなく、会社で利用するツールもパスワード設定が必要です。私たちはパスワードを設定するシステムやツールを利用するため、多くのパスワードを覚えなければなりません。

独自の方法でパスワードを管理していると思いますが、「管理の手間」「安全面」など管理方法に不安を持っていないでしょうか。

このページでは、安全性の高いパスワードの管理方法とオススメのツールを紹介します。

安全もパスワードを管理する方法

パスワードの管理方法はとても大切です。危険性の高い管理をしていたら、漏れたり、ハッカーに破られたりする可能性があります。

パスワードの管理方法は大きく分けて3つあります。

1.紙にメモをする方法。2.メモ帳やExcelなど使い慣れたツールのファイルに書いておき、そのファイルを暗号化する方法。3.パスワードを管理する専用ツールを使用する方法。

紙にメモして管理

アナログな方法ですが、紙にメモして管理する方法です。

メリット:
・インターネットを通して漏えいしない

デメリット:
・パスワードを手入力する必要がある

管理のポイント

  1. サービス名とID・パスワードは別の紙に記入する
  2. ダミーの文字列を混ぜる
  3. 暗号でメモする
  4. コピーを別の場所に保管する
最近では、ID・パスワード管理に特化したノートが販売されています。別々の紙で管理するのが面倒の場合は、専用ノートを利用してみてはいかがでしょうか。

ファイル(メモ帳・Excel)+暗号化

2つめは、メモ帳やExcelなど普段使用しているツールに入力し、そのファイルを暗号化しておく方法です。

メリット:
・普段使い慣れたツールを利用するので、入力や行進をしやすい
・ジャンル毎に管理できて分かりやすい

デメリット:
・暗号化の設定をしなければならない

ユーザーIDやパスワードのほか、更新日やそのサービスで使用できるパスワードの記号・ケタ数を書き足しておくと、定期的なパスワード変更がしやすくなります。

Excelで管理するときのポイント

かならず、パスワードを記入したファイルは暗号化しておきましょう。

オンラインストレージなどに保管して不正アクセスに遭ったり、ファイルを保管しているノートパソコンやUSBメモリなどを紛失した場合でも、暗号化してあればそうカンタンに開けません。

◆Excelにパスワードを設定し暗号化する方法

1. 右上の「ファイル」をクリックします。

Excelのファイルをクリックします。

2. 「ブックの保護」をクリックするとメニューが表示されるので、「パスワードを使用して暗号化」をクリックします。

3. 暗号化するパスワードを入力して、「OK」をクリックします。

4. パスワードの再入力を求められるので、再度入力して「OK」をクリックします。

5. 黄色く表示されていれば、設定は完了です。

メモ帳は暗号化ツールを使う

パスワード機能のないメモ帳などのツールで管理したいのであれば、パスワードつきのZIP圧縮ファイルにするか、暗号化ツールを使用しましょう。

ZIP圧縮をWindows Vista以降の標準機能でおこなう場合、暗号化はできません(復号は可能)そこで、無料のオンラインソフトを使用します。

ここでは、「パスワードつき圧縮(zip形式)フォルダーの作成」をご紹介します。

ツール名:パスワードつき圧縮(zip形式)フォルダーの作成
URL:http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se492317.html
動作OS:Windows 8/7/Vista/XP
価格:無料
◆ファイルを圧縮してパスワードを設定する方法

1. ファイルを右クリックするとメニューが表示されます。メニューの中にある、「送る」⇒「パスワード付き圧縮(zip形式)フォルダー」をクリックします。

2. パスワードを2回入力して「OK」をクリックします。

暗号化ツールの注意点と便利機能

パスワードつきZIP圧縮ファイルに対応したツールがスマホやタブレットにもあります。ただ、どれもオリジナルファイルが圧縮後に残ってしまう部分には注意してください。

圧縮せず、暗号化だけをおこなうツールもあります。「セキュリティ・ウェアハウス-mini」であれば、暗号化後に自動でオリジナルファイルを削除する機能もあります。

ツール名:セキュリティ・ウェアハウス-mini
URL:http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se483017.html
動作OS:Windows 8/7/Vista/XP
価格:無料

パスワード管理専用のツールを活用

3つめのパスワード管理方法は、パスワード管理の専用ツールを使用するというものです。パスワード管理ツールの最大の特徴は、データを複数の端末で共有でき、一元的に管理できる点です。

メリット:
・複数の端末で共有でき、一元管理できる
・自動でログインできる機能がある
・データをバックアップできる

デメリット:
・ツールが有料である場合が多い

パスワード管理ツール

【組織向き】SKUID(スクイド)

GMOの提供するSKUID(スクイド)は、Webサービスごとにある複数のログイン情報を”ひとつにおまとめ”できるクラウドサービスです。基本料金0円で利用できます。

パスワードを一元管理

SKUIDの魅力はシステム管理者がID・パスワードを一元管理でき、アクセスできるサービスをコントロールできることです。危険なサイトや業務に関係ないサイトにアクセスできないようにするといった管理が可能になります。

そのため、セキュリティ対策としても有効なツールです。

【個人向き】 PasswordManager(パスワードマネージャー)

トレンドマイクロの「PasswordManager(パスワードマネージャー)」はWindows、Mac、iOS、Android対応で、月額154円にて利用できます。

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ツールのつかい方

まず、利用端末に対応したプログラムをダウンロードし、インストールします。「トレンドマイクロアカウント」でログインするので、持っていなければ新規登録しましょう。ログインしたら、マスターパスワードを設定します。覚えるのはこれだけなので、複雑なものを設定してください。

画面にしたがって進むと、パソコンにインストールされているWEBブラウザのアドオンとして設定されます。通常、そのWEBブラウザ上でマスターパスワードを入力して利用をおこないます。

アドオンとして設定が済んだら、各種WEBサービスのパスワードをツールに登録します。利用したいWEBサービスにログインすれば自動で登録されるので、管理したいパスワードを登録していきましょう。

次回以降はWEBブラウザを起動するときに、マスターパスワードを入力するだけで、登録済みのWEBサービスに自動でログインが可能になります。

情報をまとめて管理

パスワードマネージャーであれば、WEBブラウザ上でポップアップする画面の右上にあるカギのマークをクリックすると、メイン画面が開きます。情報の編集・設定の変更はこちらでおこなえます。

パスワードの「****」部分にマウスポインターを合わせると、パスワードの文字列を確認できます。各アカウントに対して情報の追加が可能なので、「表示名はxxxx」「2段階認証設定済み」など、細く情報を記入しておくと便利です。

スマートフォンでもクラウド上にある同じデータを利用できます。Android版であれば、各サービスからログインするのでなく、パスワードマネージャーを起動してからサービス名をタップして、専用のブラウザを開く仕組みになっています。

まとめ

パスワード流出の危険を考え安全性の高い管理方法をとることが大切です。メモ帳を利用するアナログな方法から、専用のパスワード管理ツールを使う方法があります。

管理方法のコツは自分が苦にならない方法を選択することです。安全性が高いからと言って難しい管理方法に挑戦してしまうと長続きしません。

まずは、長続きしそうな方法でパスワード管理をしてみてはいかがでしょうか。

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