これってネット通販詐欺?その特徴とお金を返金させる方法

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最近、ネット通販での詐欺被害が増えています。

購入したのに商品がなかなか手元に届かない!連絡が取れなくなった!というときのための詐欺かどうかの見分け方、お金を取り戻す方法や対策などをまとめてご紹介します。

目次

1. ネット通販詐欺でよくある手口・特徴とは?

ネット通販で「これは詐欺?」と不安なことがあったら、以下の項目に該当しないかチェックしてください。複数の項目が該当したら、詐欺の可能性が非常に高いです。

もし、いずれかに該当して代金も支払い済みの場合、次項「2. 詐欺に遭った場合にお金を返金させる方法」を参考に対処することをおすすめします。

1-1. 銀行振込で先払いしたのに商品が届かない

単に、商品の手配が遅れているケースもあります。しかし、それに対して何も謝罪や報告がない場合、商品自体を送るつもりがない可能性も考えられるでしょう。

なかには「もうすぐ送ります」とだけ言って音信不通になったり、デタラメな宅配便の追跡番号を教えて、送っているように見せかけたりする場合もあります。

1-2. 注文した商品と違うか、故障品が届く

商品が届いたものの、通販ページに掲載されていた写真とまったく違う商品が届くという被害もあります。たとえばブランドのバッグを注文したのに、届いたのは色も柄も全然違うペラペラのバッグ・・・といったものです。

注文したものと違うと伝えると、「手違いだった」と言ってそのあと音信不通になるパターンもあります。

1-3. 他店よりかなり安く、人気商品なのに在庫があった

どのショップでも品薄の人気商品なのに、異常に安くて在庫がある・・・という状態はあやしいです。それだけで確実に詐欺とは断定できませんが、危険性はかなり高いでしょう。

1-4. 代金の支払いが銀行振込しかない

支払い方法に「銀行振込の先払い」しか選択肢がない場合、詐欺の可能性が高いです。

なかには、支払い方法を選択する画面で「カード払い」「代金引換」の項目があるにも関わらず、選択するとエラーが表示されるなどして、結局は銀行振込しか選べない場合もあります。

1-5. 会社概要や所在地がおかしい

日本の法律では、サイト内に「会社名」「所在地」「電話番号」「責任者の氏名」と、「特定商取引に関する表示」を記載することが定められています。これらの記載がない、もしくは会社名と住所が実在しない・一致しない場合、ほぼ確実に詐欺です。

また、口座名義が個人名の場合も注意してください。通販の担当者と口座名義が一致しないと、さらに危険です(不正売買された口座と推定される)。法人口座は絶対安全というわけではありませんが、個人名義は警戒しましょう。

1-6. 取引相手が日本語のあやしい外国人

詐欺被害で多く報告されているのが、中国人との取引です。もちろん、中国人だとかならず危険というわけではありませんが、相手が外国人だったら警戒したほうがよいでしょう。

詐欺行為などに使われた口座かどうかを調べる方法もあります。以下のサイトで口座番号を検索すると、「債権消滅の手続き開始」「被害回復分配金の支払い手続き開始」など、その口座の状態が確認できます。

振り込め詐欺救済法に基づく公告トップページ

»http://furikomesagi.dic.go.jp/

2. 大手通販サイトにも詐欺が!その特徴は?

前項では詐欺通販サイトの特徴を紹介しましたが、大手のネット通販サイトにも、詐欺師は少なからず潜んでいます。その特徴を見ていきましょう。

2-1. ショップレビューが大荒れ

詐欺ショップは、被害者からの文句のレビューで荒れます。それを見られてしまったら利用を避けられてしまうので、レビューにリンクさせない場合が多いです。しかし、これを確認する方法はあります。

楽天でショップレビューを確認する方法

1. ショップ一覧ページの検索欄に、レビューを見たいショップの名前を入れて検索。

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2. 表示されたショップ名の横「感想(◯◯件)」を押すと、ショップのレビューを確認できます。この評価があまりにも低い場合、詐欺か対応の悪いショップの可能性が高いです。

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2-2. 「店舗の改装中」の表示がされている

楽天で規約に違反する行為をおこなうと、以下のような「店舗の改装中」画面が表示されます。しかし、この表示はかならずしも改装をしているとは限りません。

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店舗の改装中が表示される原因

  • 本当にショップを改装している
  • ショップの運営会社が倒産した
  • ショップ側で楽天との契約が切れた
  • レビューを自社で投稿またはサクラに書かせた
  • 詐欺行為をおこなった

そのため、商品の購入後に改装中の画面が表示されたら、高確率で詐欺被害に遭ったといえます。ショップ側に問い合わせても適切な対応を受けられなかった場合、以下のページから問い合わせをおこなってください。

楽天あんしんショッピングサービス

»http://event.rakuten.co.jp/anshin/anshinshopping/

楽天は出店されたショップの審査・監視はしません。ただ、被害に遭った場合は楽天の定めた条件に当てはまれば、上限30万円で楽天スーパーポイントから現金により、返金がおこなわれます。

2-3. 基本的には詐欺サイトの条件と同じ

Yahooショッピングや楽天市場での詐欺ショップも、前項で紹介した条件とほとんど変わりません。以下のようなショップは、利用しないほうがよいでしょう。

  • ショップの所在地や担当者が外国人
  • 支払いは銀行振込しかできない
  • 希少な商品も破格の値段で在庫あり

3. 詐欺に遭った場合にお金を返金させる方法

ネット通販で取引しようと思ったら詐欺っぽい・・・というとき、代金の支払い前ならキャンセルすればよいですが、すでに支払ってしまったとき、お金を取り戻すための対処方法をご紹介します。

3-1. まずは警察に被害届を出す

詐欺被害に遭ったとき、最初におこなうべきは警察への被害届の提出です。被害届の提出は最寄りの警察署に行くか、以下の都道府県別サイバー犯罪対策窓口でおこないます(電話かサイト内お問い合わせフォームから)。

都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口一覧

»https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm

通報して犯人の口座を凍結できれば被害の拡大を抑止できます。こんな少額の被害で警察沙汰にするのは・・・などと考えることなく、詐欺確定なら被害届を出すべきです。

警察に被害届を出すときは、つぎのデータをまとめておきましょう。

  • 商品購入時に届いたメール
  • 画面のスクリーンショット
  • 振り込みに関する控え
  • 業者とやりとりしたメール など

3-2. お金を振り込んだ銀行に相談する

警察に被害届を出したら、銀行に相談しましょう。ネット通販の詐欺は、口座を凍結してそこから被害額を返してもらうのが基本的な流れになります。

ネット通販などの詐欺では、詐欺に使われた口座の残額に応じて返金がおこなわれます。口座の凍結前に詐欺師がお金を引き出すと返金が困難になるので、迅速な対処が重要です。被害時の相談先や、銀行窓口の問い合わせ先などは以下になります。

金融犯罪に遭った場合のご相談・連絡先 – 全国銀行協会

»http://www.zenginkyo.or.jp/hanzai/information/

3-3. 通販サイトから登録情報を削除する

利用した通販サイト自体が詐欺サイトと思われる場合、登録した個人情報を早急に削除、退会しましょう。しかし、サイトによっては登録削除ができず、すでにデータが保管されてしまった可能性もあります。

もしクレジットカード情報なども登録してしまった場合は、カード会社に利用停止の連絡をする必要があるかもしれません。

まとめ

ネット通販詐欺の特徴や、支払った代金を取り戻す手順について解説しました。ネット通販詐欺というと「ネットにくわしくない人が騙される」とお思いになるかもしれません。

しかし、じつは「ネット通販に慣れた人」こそ、警戒心が薄れていて危険です。ネットショッピングを利用するときは、かならず通販サイトと取引相手に問題がないか確認してください。

また、もし詐欺被害に遭ってしまった場合、迅速な警察・銀行への通報が重要です。早ければ、それだけお金を取り戻せる可能性が高まります。詐欺に引っかかったのは自分だから・・・などと泣き寝入りせず、強気に対応していきましょう。

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